僕が初めて聴いたアルバムは「すてきな世界」ですが、
その内容の良さにはビックリしました。
「これはおかしい。絶対ブレインがいるはずだ。
そうでなきゃ、こんな風に化けるわけない。」と思いCDのクレジットを
急いで見てみると、プロデューサーに
中山 努という名前が!
中山 努は、
ピチカート・ファイブの「女王陛下のピチカート」
「月面軟着陸」などに鍵盤で参加してて、さらに「ベリッシマ!」の
バックバンド
Tokyo MFSB(※)のメンバーとしてクレジットされていた
経歴を持つ。
「なるほどこの男の犯行か・・・」
堂島くんは
「僕の音楽人生において、中山 努氏と出会えたことは
本当に素晴らしいことです」と語っているように中山 努はこの時期の
堂島音楽を創った重要参考人であることに間違いはないようです。
99年以降、堂島くんは中山 努の手を離れ自身だけで音楽を
創ろうという姿勢を見せ、大学を中退することでプロの
ミュージシャンとしてやって行く決意表明し、
どんどん成長し始めた。(続く)
※Tokyo MFSB:70年代のフィラデルフィア・ソウルを創ったバンド
MFSB(Mother, Father, Sister, Brother)に倣って「ベリッシマ」
のバックをつとめた。メンバーはベーシストとしての小西康陽、
宮田繁男、ヤン富田、斉藤誠、越美晴、伊集加代子など錚々たる顔ぶれ。
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